カメラマン

【カメラマンはコミュニケーションの仕事】遠足撮影のポイント

カメラの性能が高くなり専門知識が高くなくてもカメラマンになれる時代になりました。
実際筆者も専門知識ほぼゼロの状態から10年間フォトスタジオに勤め多くのお客様の撮影をしてきました。

今回の記事ではそんなカメラマンの仕事の中から、比較的早く一人で担当できるようになる学校関連の「遠足撮影」について、ポイントをご紹介したいと思います。


画像は今日撮影で訪れた京都府の天橋立です(iphone SEで撮影)。

カメラマンはコミュニケーションの仕事

カメラの性能は上がりました。では人物を対象とした撮影において、その良し悪しを決めるのは何でしょう?
それはずばり「コミュニケーション」です。
遠足の撮影においては園児さんや生徒さんが、歩いたり、遊んだりしているところ
つまりカメラマンに注意を向けずに撮影するスナップ写真撮影の他に
カメラマンに注意を向けて撮影するグループ写真やクラス集合写真撮影があります。

グループ写真、というと堅いイメージがあるかもしれませんが
ふと(残しておいた方が)良いと思えるシーンに
男の子三人組や女の子二人組がいたとします。そこで、

  • 自然に声をかけて
  • 注意をコチラに向けて
  • 一言二言会話して

撮影する。
これができるかどうかで、撮影枚数も撮影の質も変わってきます。

カメラマンに注意を向けてもらう撮影では

  • 対象がいて、次に撮影があるのではなく
  • 対象がいて、まずコミュニケーションがあって撮影がある

というのが基本の流れになります。
これは園児さんでも小学生でも中学生でも高校生でも同じです。

集合写真を撮るべき3つの理由

集合写真は以下の点で重要といえます。

掲示販売において高い料金設定になりやすい

例えばスナップ写真や少人数のグループ写真はL判70円で販売して、クラス集合写真は2L判200円で販売するなど。より大きなサイズのご希望があった場合は、サイズにあわせて料金を高く設定することになります。
また、どこで撮ったのか見ただけではよく分からない写真よりも、訪れた場所の特徴が写り込んでいるなど、集合写真の背景に気を使うことによって、掲示写真全体の質を上げ、イメージを良くすることができます。

卒業アルバム等においてページの広いスペースに活用できる

掲示販売だけでなく、卒業アルバムなどの冊子を年度でまとめて制作する場合に
スナップ写真をたくさん配置していくのも賑やかで楽しいですが
そこに集合写真が掲載されると、クラス感、連帯感が上がります。

全員が写る

これは学校関連の撮影において非常に重要なポイントになります。
自分もそうでしたが、得てして初心者カメラマンは「写しやすい子」を多く撮ってしまいます。
向こうからアピールしてきてくれるので、撮影前、カメラマン側からコミュニケーションを取る必要が無く、ついつい良い感じに仕事できている気になってしまいます。しかし一対一の撮影ならそれで良いのですが学校から依頼されたということは、全員を均等に撮ることを期待されているわけです。
保護者の立場としても、掲示された写真に、ある特定の子どもだけが目立ち、自分の子どもがほぼ、もしくは全く写っていなかったとしたら、とても残念な思いをされると思います。

経験年数を重ねて慣れてきても「全員を均等に写す」のは人数が多ければ多いほど難しく、また一人も漏らさず写す、となるとさらに難易度は上がります。
そのため必ず全員が写る集合写真は重要な撮影になります。

行程確認が大切

遠足当日までに行程確認をしておくことが大切です。

  • 当日の集合場所
  • 集合時間
  • 出発時間
  • 移動の方法
  • 目的地到着時間
  • 帰ってくる時間

このような内容が盛り込まれた行程表をいただいたら
自分が遠足に同行し撮影する流れを想像してみて、疑問点があれば確認解決します。

  • 全体がずっと一緒に動くのか
  • 自由時間の個別行動があるのか
  • 撮影してはいけない場所はないか
  • 建物が含まれるとしたらどんな空間か

こういったことを確認することで当日のレンズセレクトにも役立ちます。
また前述の集合写真をどこで撮影するか、ということも相談して決めておきます。

本記事がカメラマンを目指すみなさんにとってお役に立てれば幸いです。

今回もお読みいただきありがとうございました。
この後も引き続きよい一日をお過ごしください。

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