カメラマン

「最高でした」と言ってもらえる結婚式エンドロールムービーの作り方

結婚報告を受けたお友達から「ところで、式当日のエンドロールムービーを撮影してもらいたいんだけどできる?」と相談を受け、思わず勢いでOKしたものの、経験が無い為どうすれば良いか分からない、というお悩みをお抱えのカメラマンさんへ。

本記事を読んでいただくと、
エンドロール制作を成功させるために必要な具体的な方法を知っていただくことができます。

筆者は10年以上、仕事として写真・映像を撮影しており、多くのカップルさんのエンドロールムービーを撮影をしてきました。
その経験から具体的なノウハウをお伝えしたいと思います。

「最高でした」と言ってもらえる結婚式エンドロールムービー

BGMのセレクトが大切


約5分のエンドロールムービーはBGMがその雰囲気のほとんどを決定します。

  • 明るいムービーにしたいときはテンポの良い明るい曲を
  • しっとりと仕上げたいときは、落ち着いたテンポの安らげる曲を

セレクトすることをお勧めします。
また、ムービーの中で新郎新婦さんやゲストの方に、
BGMに併せて歌っていただくのも効果的です。
スマートフォンを使って曲を流し、歌っているシーンを撮影すると良いでしょう。
その後、映像編集ソフト上で耳(音)と目(波形)を使って挿入位置を調整します。

声でありがとうメッセージ

ムービーのクライマックスで新郎新婦さんから、声の「ありがとうメッセージ」が流れると
ゲストの方に喜んでいただくことができ、会場から拍手が起きることが多いです。

また小規模な人数の披露宴で、ゲストの方の名前をテキストで流すのではなく
で全員の名前を読み上げる方法も効果的です。
は、ムービーに新郎新婦さんの個性や人柄を反映させやすいので
一箇所入れるだけでも個性的な仕上がりになります。

生まれ育った場所での撮影シーンを組み込む

事前に新郎新婦さんの生まれ育った場所で撮影を行い、
それをムービーに組み込んでおけば

  • ご家族の日常にある風景が流れるので喜ばれる
  • ムービーの基盤を事前に作っておけるので余裕が出る
  • ストーリー性があるムービーになる

という効果があります。
お家が飲食店などの家業をされている場合は、
そのお店の景観や商品などを映すのも効果的です。

当日着ない衣装を前撮りで映す


式の日は時間の制約があるため、衣装数に限界があります。
しかし当日用以外に着たい衣装を前撮りで撮影しておけば、
ムービーの中に組み込むことができるので、
ゲストの方にもその衣装を着た姿を観ていただくことができます。

ライブ配信との連携

様々な要因により、ご家族だけの式、披露宴となり
お友達等のゲストにご来場いただけないケースもあります。
その際、事前にYouYube等で配信準備をして
そのURLをゲストの方にお伝えしておくことで、
式当日、披露宴が終わった時間に併せてライブ配信を実施し、
リアルタイムでムービーを共有することができます。

エンドロール制作に必要な準備

機材関連

まずは必要な機材をご紹介します。ここにある全てが必要でない場合もありますが
これだけあれば安心という内容をご紹介します。

  • カメラ(近景、遠景が撮れるように2台用意するか、ズームレンズを用意します)
  • メモリーカード
  • 交換用の電池
  • 電池の充電器
  • 一脚や三脚
  • 編集用パソコンと電源ケーブル
  • カードリーダー
  • DVDドライブ(DVDで上映する場合)
  • DVDディスク(DVDで上映する場合)
  • HDMIケーブル(パソコンから直接上映する場合)
  • ヘッドフォン
  • 電源タップ
  • なお、カメラと編集用パソコンは可能なら2台ずつ準備したいところです。
    機材は絶対ではなく、突然不調になることが有り得ます。
    「ごめん」で済む遊びの場ならまだしも、結婚式の撮影においては
    繰り返しになりますが2台の用意をお勧めします
    もしお持ちで無い場合はレンタルサービスを利用するのも一つの方法です。

    ↓長期レンタルがお得なサービスです。十分な練習期間を経て当日撮影に臨むことができます。
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    また、必須ではありませんがジンバルがあると動きのある映像が撮影でき
    ムービーの品質を向上させることができます。
    ちなみに筆者はRonin SCというジンバルを使用しています。
    しっかりした作りなのに軽いのが特徴です。

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    会場との打ち合わせ

    結婚式の開催と進行は、会場のご担当者様が責任を担っています。
    そのため事前の挨拶は勿論ですが、制作に関する内容も確認しておく必要があります。

    会場に確認が必要な内容
  • 当日の進行表
  • 編集を行う場所
  • 机・椅子・電源の確保
  • ムービー上映時間の目安
  • この他にも、進行を妨げないように不明点等は解決しておきます。

    新郎新婦さんとの打ち合わせ

    式当日、新郎新婦さんはスケジュールに沿って動いています。
    また、過去から未来まで、様々な思いの中にいらっしゃるので
    なるべく考えたり、相談したりということの無いよう
    事前に確認等は済ませておいてあげてください。

    新郎新婦さんに確認しておく内容
  • 当日1着目の衣装着付けが整う時間
  • メッセージ収録があるのであればそのタイミング
  • 他に映像に組み込んでほしいシーンなど
  • 使用楽曲に関する著作権手続き

    著作権フリーの楽曲以外は正式な手続きが必要となります。
    新郎新婦さんのかけがえない一日を収録する映像を
    未来においても安心して残すために、必ず手続きしていただくことをお勧めします。

    現在、結婚式関連の映像制作における楽曲使用申請は
    一般社団法人 音楽特定利用促進機構ISUM
    が行なっています。

    しかしISUMは個人での楽曲使用申請はできません。
    申請を行いたい場合は式を行う式場・ホテル等を通して手続きを行うことになります。
    もし式場・ホテル等がISUMに対応していない場合は、ご自身で
    著作権・著作隣接権の各権利者へのお手続きが必要になります。

    著作権・著作隣接権についてはコチラの記事をご参照ください。

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    迷いがあるならプロカメラマンの撮影制作をお勧めします

    結婚式の撮影というのは、一見スマートそうですが
    実はハードで結構汗だく、撮影ジャンルの中でもレベルが高いものになります。

    様々に展開するシーンや、カメラの設定もそうですが、
    結婚式にはそれ相応のマナーがあり、
    また「やってみなければ分からない」臨場感、緊迫感もあります。
    基本的には、各シーンは一度きりであり

    • キスシーン
    • 指輪のシーン
    • フラワーシャワー

    など「逃せない」シーンが多数存在します。
    そのシーンに差し掛かったとき

    • 機材の調子が悪い
    • 他のゲストが間に入って見えない
    • 進行が確認したはずのものと違う

    などという障壁も少なくない確率で起こります。

    そのことから、もし迷いや不安が残っていたり、事前の撮影リハーサルなどができない場合は、
    できることであればお仕事でやられているプロのカメラマンの撮影をお勧めします。

    信頼されているお友達だからこそ、結婚式の一日を大切にしたいという思いを伝え
    プロのカメラマンに改めて依頼していただくのも一つの手だと思ってください。

    プロのカメラマンへの依頼方法としては以下のようなものがあります。

    • 式を行う会場・ホテルに相談する→これが一番確実でしょう
    • 知人に聞いて満足度の高かったカメラマンに依頼する
    • インターネット上のサービスを使ってカメラマンを探す

    ↓フリーランスの選べるカメラマン多数


    クラウドソーシング「ランサーズ」

    明日以降もご結婚されるお二人、ご両家
    そして関わる全ての方々が
    「今日は最高だったね」
    と思える結婚式が挙げられますように。

    「最高でした」と言ってもらえる結婚式エンドロールムービーの作り方でした。
    この後も引き続きよい一日をお過ごしください。

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