音楽人の人生研究

婿入りのススメ

人と人が巡り合って、お互いと一生一緒にいることを決める「結婚」。
形は様々で千差万別ですが、その中で男性が女性の元々の姓を名乗ることになる
つまり「婿入り」について今回はお話したいと思います。

おそらく世間には、好きと好き同士で結婚の話が進展してきたはいいものの
「ねぇ、お父さんとお母さんが希望してるんだけど、私の姓になってもらうことはできる?」
という突然の告白にドギマギして、どう決断していいか分からない男性もおられるかと思います。

この記事では結婚14年になるベテラン婿が、婿入りに関する不安を解消し、
現実の「婿」がどのようなものなのかを解説していきます。

僕が婿入りを決めた理由

婿に入るということは、簡単に言えばパートナーである女性の姓を名乗るようになる、ということです。

2021年6月23日、最高裁は夫婦別姓を認めない民法の規定を「合憲」とする判断を示しました。
つまり現在の日本は「夫婦は同じ姓でいってよ」という姿勢だということです。

まぁ僕もどちらかというと夫婦は同じ姓がいいかな、と思っています。
理由は単純明快、ひとつの家族、という感じがするからです。
事実婚の友人カップルもおり、別姓でも別にいいな、と思っていましたが、
僕の知る範囲の彼らは最終的に同姓になる道を選びました。

一緒の姓にならなくてもいいけれど
一緒の姓になれるとしたら、
それだけでちょっとワクワクしませんか?
かといって、別々の姓がいいんです、と確信している方々に対し
同姓を強制するのもちょっと違うかなと思います。

つまり、「義務」というよりは「権利」として姓の変更を設定してはどうかと思うのです。

今の妻から婿入りに関する相談を受けたとき、
僕はすでに(二人目の)父親がいなくなっている状態であり
その姓を持ち続ける理由がどこにもありませんでした。
そのため、結婚する、ということが一番の目的であるとしたら
姓を変える、ということはそれに付随することであり
決断に際し何の異論も挟まず、僕は婿入りしました。

婿入りの段取り

婿入りというと、婿養子がほとんどだと思います。
婿養子を簡単に説明すると
まず法律上、パートナーの女性の親御さんの息子になり
パートナーの女性と結婚する
ということになります。
つまり役所での手続きにおいて
まず養子縁組の手続きを済ませてから
婚姻届を提出することになります。
不思議ですよね?一旦きょうだい(男女いるのでひらがな表記にしました)になって、それから結婚するということです。
養子になるということは、女性側の親の相続権を得る、ということを意味します。
つまり実子と同じ権利を得るということです。
でも結婚する当人にとっては「実子の権利」はあまり問題ではないことが多いと思います。
それよりは、迎える側の事情、特に「過去から繋がる家の名前を継いでもらいたい」とうことによる方が多いのではないでしょうか?
これは地方において長年続いてきた「家」に関することで、ずっと都会の「隣の人の顔も知らない」環境で生きてきた方にはピンと来ないことなのかもしれません。

婿入りして大変だったこと

これは世の(姓を変更した)奥様たちが全てやっていることなのですが、
銀行をはじめとした各種登録の正式名義を変更することが本当に大変です。
どこまでやればコンプリートなのか、いってもいっても終わらない名義変更のスパイラルに翻弄されます。

また、勤め先の会社等で、呼び名を変えてもらうのも一苦労です。
現在割合的に多い「奥様の姓を変えてもらう」男性のみなさん
ここをきっちり理解し、感謝することはパートナーに対しての
「愛」を示す上で非常に重要なことだと思います。

婿入りして良かったこと

  • 同じく婿入りをした方々と強い絆ができる
  • パートナーの親御さんに大事にしてもらえる
  • 婿なんです、というネタが会話のきっかけになる
  • このようにお婿さん候補者の方々に向け記事が書ける

書こうと思ったらあまり思いつかなかったのですが(笑
僕自身は婿入りしてよかったと思っています。
まだまだ男性の姓が変わる方が少数派であり
少数派ということは、それだけで様々なチャンスに恵まれています。

人生において大きなアクションを起こせる姓の変更
婿入り
未婚の男性の皆さん、是非検討してみてはいかがでしょうか?

新たな切り口で、人生に変革を起こせるきっかけにもなると思います。

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